ルーブルの為替レート推移
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ロシアの通貨である「ルーブル」の為替レートの値動きを折れ線グラフに表してみました。ドル=円のグラフとルーブル=円のグラフの形状が酷似しているのは、ロシアが国策としてルーブルと米ドルの為替レートが固定するよう、為替介入していた為です(ペッグ制)。

ところが2005年2月より、米ドル&ユーロと自国通貨=ルーブルの為替レートを連動させる「通貨バスケット制」の導入へと切り替えました。様々な要因から、ユーロとも連動させるべきだと考えたようです。
というのは、ロシアはその地理的要因から、アメリカよりもユーロ圏=ヨーロッパ諸国との繋がりが深く、貿易総額は対ユーロ諸国が約54%であるのに対して、対アメリカは約4%しかありません。2002〜2005年の3年間で、ルーブルの対ユーロ為替レートは約36%も下落しています。ロシアは貿易黒字が世界第三位(約463億ドル:2002年度)という輸出大国であり、かつ輸出の大半はドル建て(≒ルーブル建て)で行っていたので、ユーロ高・ルーブル安は極めて不利に働きます。
輸出に不利なルーブル安を招かないようにするのが、通貨バスケット制にユーロを組み込んだ最大の理由です。
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