ロシアのGDP(経済成長率)推移
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ロシアの実質経済成長率(GDP成長率)の年度別数値を折れ線グラフに表してみました。90年代はマイナス成長が続いていたものの、1999年以降は年率5パーセント程度での推移が続いています。特に近年は急激な原油価格高騰の恩恵を受け、2006年度は6.7パーセント、2007年度は8.1パーセントと成長率は加速しています。
しかし世界的な景気後退で、2009年度は大幅なマイナス成長に陥る見通しです。中国やインドがプラス成長を続ける見通しなのとは対照的です。これはロシア経済が石油・ガスなどエネルギー資源の輸出に依存しており、世界的な景気後退によるエネルギー需要の縮小と、原油バブルの崩壊で原油価格が08年ピーク時の1/3以下にまで落ち込んだことが原因です。
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| GDP成長率年度別数値 |
| 年度 |
成長率 |
| 1998年 |
-5.3パーセント |
| 1999年 |
6.4% |
| 2000年 |
10.0% |
| 2001年 |
5.1% |
| 2002年 |
4.7% |
| 2003年 |
7.3% |
| 2004年 |
7.2% |
| 2005年 |
6.4% |
| 2006年 |
6.7% |
| 2007年 |
8.1% |
| 2008年 |
5.6% |
| 2009年 |
-5.6% |
※06年まではIMF、以降はOECDのデータ。09年度は予想値。 |
91年にソビエト連邦(ソ連)が崩壊して、エリツィン大統領が就任して以降、社会主義から資本主義経済へと徐々に経済が変わっていきました。その間国内では、様々な混乱が起こり、順調な経済発展とは程遠いものでした。さらに1998年にはロシア通貨危機が起こり、ルーブルの為替レートは暴落し、経済は危機的状況に追い込まれました。
しかしその後は、原油価格の高騰の後押しがあり(ロシアは世界最大の石油輸出国)、経済は順調に回りだしました。またロシア政府が、ルーブルと米ドルの為替レートが連動するよう為替介入し始めた事で、物価が安定して経済にも好影響が出ています。2005年度よりユーロとも為替が連動する「通貨バスケット制」を採用した事で、さらに為替が安定するようになってきました。
しかし今後の成長は、原油を始めとする天然資源価格の動向に大きく左右されることになりそうです。詳しくは原油価格の高騰の恩恵を受けるロシア経済のページにて。
★関連ページ: 中国の経済成長率 インドの経済成長率 ブラジルの経済成長率 南アフリカの経済成長率
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