インドの国家概要
BRICs辞典 > インドの国家情報
インドの国家概要です。人口11億人は中国に次いで世界第二位であり、平均寿命も上昇傾向(直近統計で63.1歳)です。国連の人口統計では2030年頃に中国を抜いて世界一の人口になると推計されています。
| 正式国家名称 |
インド共和国 |
| 首都 |
ニューデリー |
| 公用語 |
ヒンディー語 (英語が第二母国語) |
| 人種 |
アーリア族、ドラビダ族、モンゴロイド族など |
| 人口 |
約11億人(日本の約9倍) |
| 平均寿命 |
63.1歳 |
| 出生率 |
2.9人(合計特殊出生率) |
| GDP(国内総生産) |
6009億ドル(05年度、日本の約1/10) |
| 実質GDP成長率 |
7.1パーセント |
| 失業率 |
推定50〜60パーセント |
| 平均月収 |
28400円(ムンバイ) |
| 通貨 |
ルピー (⇒ルピーの為替レート推移) |
| 株式市場 |
ムンバイ証券取引所 |
| |
|
| 備考 |
平均月収は2006年度、他は2004年度数値 |
しかしBRICs諸国の中でも、最も経済発展の遅れているのがインドです。道路や上下水道、電気などの社会インフラは、一部の大都市以外ではほとんど行き渡っていないのが現状です。ムンバイなどの大都市では、平均月収が3万円近くになると言う統計もありますが、地方との格差はきわめて大きく、納税者が全人口の1%程度しかないという統計もあるくらいです。2003年度の国民一人あたりのGNI(所得)はわずか540ドルに過ぎず、これは世界でも159位という低さです(ちなみに日本は34180ドルで7位、1位はルクセンブルグの45740ドル)。
貧困層の数がとても多く、失業率も50%を超えると言われており(インド自身も、戸籍等の不徹底により完全な統計は把握できていない)、中国やロシアなど「先進国」と呼んでも過言ではない国々と同列に扱うのは不適切だと言う声もある位です。しかし、耐久消費財すら満足に揃っていない訳ですから、逆に考えれば、インドは世界でも最も有望な、成長性の見込まれる市場だともいえるのです。
インドの公用語はヒンディー語ですが、英語も「第二母国語」と言える位に広く普及しており、南部の都市では英語の方が主流になっています。そして、英語を使いこなせる事が、インド人が世界のビジネスシーンに進出しやすい根源となっています。近年ではIT分野を中心に、先進国の大企業に勤めるインド人が急増しています。
|