インドのGDP〜経済成長率推移
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インドの実質経済成長率(GDP成長率)の年度別数値を折れ線グラフに表してみました。
インドはBRICs諸国の中では、中国に次ぐ水準で高成長を続けています。そして、中国よりも外国人への門戸が広い為、近年では海外からの投資マネーが大量にインドの株式市場に流れ込んでいます。当然、株価も右肩上がりの上昇を続けており、そのことがさらにインド企業の成長を促進させており、現在のインドは経済発展の好循環に入っています。

GDPにおける産業構造も変化してきており、2004年度にはサービス産業の占める割合が50パーセントを超えるまでになりました。特にIT関連産業の伸びは顕著で、04年度のソフトウェア輸出額は約172億ドルにものぼります。今やインドは、産業発展の遅れた「農業国」から「IT(ソフトウェア)大国」に変貌しつつあるのです。
インドのGDP(国内総生産)は、金額だけで見れば約6000億ドルとBRICs諸国では中国に次ぐ数値ですが、人口一人当たりのGDPで見ると、ダントツで最低になります。一日の収入が1ドル未満の「絶対的貧困層」に当たる人々が、全人口の約36パーセントにも及ぶ為です。余りに貧困層の人が多すぎて、インドのジニ係数(経済格差を示す指数・大きいほど富裕層と貧困層の差が激しい)は1999年度の統計で0.325に過ぎません(※注)。
しかし、2050年頃にはインドのGDPは日本を抜いて、中国・アメリカに次ぎ世界第三位にのし上がるだろうと言う試算もあります。経済発展が進んで豊かになり、貧困層が減っていけば、人口が絶対的に多い分(推計では2050年には約16億人)、内需も拡大していくからです。
★中国の経済成長率 ブラジルの経済成長率 ロシアの経済成長率
※注 ちなみに99年当時の日本のジニ係数は0.25でしたが、小泉政権の格差容認的な政策により、2005年度は0.32にまで拡大しています。貧困に悩むアフリカ諸国などでは、ナミビア・ボツワナ・ジンバブエなど、ジニ係数が0.5以上の国が大量に存在します。インドは貧困層の絶対数が余りに多すぎて、ジニ係数が上がらないのです。
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