リオドセ(ヴァーレ)の企業情報と株価
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リオドセはブラジルのリオデジャネイロに本社を置く、世界最大規模の資源開発企業です。特に鉄鉱石は生産・販売量ともに世界一を誇る巨大企業です。株価も順調に推移しており、2007年末の株式時価総額は約17兆円で、これは日本のトヨタ自動車と肩を並べる規模であり、ブラジルの株価指数ボベスパの10%を占める巨大さです。
設立以来、国営企業として運営されていましたが、1997年に民営化されました。また2007年11月末より、対外的な呼称を「ヴァーレ」に改名すると発表。以後、日本のメディアでも「ヴァーレ(旧リオドセ)」などと表記されています。
| 企業名 |
リオドセ(ヴァーレ) |
| 現地表記 |
Companhia Vale do Rio Doce |
| 業種 |
資源開発全般
鉄鉱石では世界一 |
| 設立 |
1942年
(1997年に民営化) |
| 従業員数 |
約22000人 |
時価総額
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1600億ドル=約17兆円
(2007年末時点) |
| 上場市場 |
・サンパウロ証券取引所
(通称ボベスパ)
・ニューヨーク(ADR) |
※右の株価推移グラフは、2度の株式分割を反映した数値です。 |
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ブラジルの鉄鉱石の埋蔵量は、世界全体の4分の1強を占めると推定されており、ブラジルを代表する輸出産業として経済を支えています。鉄鉱石の輸出金額は、2004年度統計で34.6億ドル(約4000億円)ですが、近年ではさらに拡大していることは確実です。
というのも鉄鉱石は、原油やレアメタルなどと同様に近年では需給が逼迫しており、販売価格が上昇しているからです。特に工業化著しい中国での需要が急増しており、鉄鉱石の輸入量は中国がダントツで世界一になっています(日本が輸入量第二位)。近年のブラジル経済の高成長は、鉄鉱石などの資源輸出を抜きには語れません。
リオドセと日本企業との関係
日本は鉄鉱石の生産量はゼロで、1990年代以降は鉄鉱石の需要を100%輸入に頼っています。2005年度の統計では、日本の鉄鉱石の輸入量は約1億3500万トンで、その約20パーセントがブラジルからの輸入です(オーストラリアに次いで2番目の割合)。
2006年12月には、日本の新日鉄とリオドセが業務提携を発表しました。鉄鉱石や石炭などの開発や輸送・研究分野で協力体制を築くと発表しています。日本最大の製鉄メーカーである新日鉄が、世界最大の鉄鉱石メーカーであるリオドセと提携することは、世界的な資源争奪戦が激化していることを如実に表しています。
また2007年5月には、日本郵船とリオドセが、2011年からの20年間の長期輸送契約を結んだことを発表しました。しかもこれは日本向けの輸入ではなく、ブラジル=中国間の鉄鉱石輸送(年間130万トン)の契約であったことが驚かされます。新日鉄の動きとは異なり、日本の国益と相反するとも取れますが、それだけ中国での需要拡大がすさまじく、輸送メーカーとしてのビジネスチャンスが大きいことを意味しているのでしょう。
いずれにせよ、日本経済とリオドセの鉄鉱石事業とは、非常に大きな関係性を持ち続けることは確実です。リオドセの株価は上記のように右肩上がりを描いており、非常に魅力的ですが、日本でもADR(※注)という形式で 楽天証券を使って購入することが出来ます。
※注 ADRとは「American Depositary
Receipt」の略で、日本語に直すと「米国預託証券」と訳されます。アメリカ以外の外国企業が、アメリカの銀行に株式を預け、預かった銀行が代理して投資家に株を販売するものです。アメリカ市場に簡易的に上場できる為に外国企業のメリットは大きく、また世界中の投資家にとっても、アメリカ市場で外国株を簡単に売買できる為、双方共にメリットのある方法です
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