BRICs辞典
  BRICsについて ブラジル  ロシア インド 中国 南アフリカ  

レアルの為替レート推移チャート

BRICs辞典 > ブラジル > レアルの為替レート推移

ブラジルの通貨であるレアルの為替レートの値動きを折れ線グラフに表してみました。

ブラジルでは、1999年8月に通貨危機が起こり、レアルの為替相場は一時80パーセントもの大暴落に見舞われました。IMF(国際通貨基金)の金融支援を受けて、何とかデフォルト(債務不履行)を避けることが出来ました。その後、IMFの支援条件である「財政赤字の削減」を達成すべく努力し、経済成長による貿易黒字の拡大などもあって、2005年度よりIMFの支援を打ち切りました。

そのため2005年までは、レアルの為替レートは非常に激しい値動きを示していました。ドル円の為替チャートと比較しましたが、レアル円の方が値動きが激しいことは一目瞭然です(チャートは同じ比率にしています)。しかし、その後は値動きも安定しつつあり、ブラジル経済の有望性から、レアル高の傾向が強まっています。

レアル円の為替チャート

2000年代後半に入り、経済の好調と共に、レアルの為替レートはじりじり上昇していきました。対円、対ドルなど、主要通貨ほぼ全てに対してレアル高が進みました。また、2014年のサッカーワールドカップ、2016年のリオデジャネイロオリンピックなど、国際的ビッグイベントの開催が決まったことで、ブラジルへの投資熱は更に高まりました。先進国よりも高金利な上、レアルの為替レートが強含みということで、日本でもブラジル債券ファンドに大量の資金が流れ込む現象が起きました。

ところが、通貨高は輸出にとってはマイナスだということで、ブラジル政府はレアル高抑制のために、海外からの投資に課税を強化する政策を打ち出しました(2009年には2%、2010年には4%に値上げ)。2009年あたりから、輸出産業を強めるために世界的な通貨安競争が起こっており、ブラジル政府もその動きに乗っていること、逆に日本では政府や日銀が円高放置しているため、短期的には日本からブラジルへの投資は為替差損が発生する事態に陥っています。

しかし、莫大な政府債務や少子高齢化による国家衰退により、長期的には現在の円高が続くとはまず考えられません。10年以上の長期スパンで見れば、円安レアルに進む可能性は極めて高いですから、ブラジルが投資先として有望なことに変わりありません。長い目で見れば、日本円に対して為替差益が生まれるはずです。

人民元の為替レート推移 ルピーの為替レート推移  ルーブルの為替レート推移 ランドの為替レート推移









免責事項・リンクポリシー | お問い合わせ | 海外投資データバンク | HOME

Copyright (c) 2006-2013. BRICs辞典. All Rights Reserved.